高円寺地域_経緯の問題 序説

今回の計画は、いつから始まったのでしょう?
計画の序文には、平成21 年度以降、杉並第八小学校(以下、杉八と書きます)が適正配置検討対象校となった時点から始まった様に書かれていますが、実際には平成14年から始まっていると私たちは考えています。

また、計画の原型は、平成22年に出来ています。
当初「案1、案2」と呼ばれていた案が、「叩き台」となり、「高円寺地域の新しい学校づくり計画策定準備会で議論を行う大前提の案」へと昇格し、今に至っています。
それぞれの案の違いに付いて、簡単に説明します。
「案1、案2」は、ともに学校選択制を前提として、学校選択が可能な複数の中学校を設置するため、全校生徒149人(基本方針に基づく適正規模(301から402人)の半分以下)という超小規模中学校を2校設置する案です。
gakkou_sentaku
その上で、案1は中学校の学区を、案2は小学校の学区を変更する案でした。
「叩き台」以降、現在に至る計画案は、「案1、案2」の北半分を切り抜き、学区の変更をなくした案です。

つまり、これ、学校選択制の遺物というべき計画なのです。
こんな話が、なぜ今まで推進されて来たのでしょう?
私たちの知っている経緯を、御説明いたします。

(なを、「高円寺地域の新しい学校づくり計画策定準備会」に関しては議事録も公開されていないため、傍聴した人間の記憶に頼って記述しております。ご了承下さい。)

平成21年に何があったのか?

高円寺中央会議室にて、教育委員会と杉八周辺の町会関係者との意見交換会が行われました。杉八が適正配置対象校となったとの説明に、当然のことながら、「それは風評被害なのでは?」という疑問が返されます。
それに対する教育委員会の返答は、「風評被害では無い」、「子どもは、さらに減り続ける」というものでした。 その言葉を信じ、杉八周辺の町会関係者から教育委員会へ提案したのです。「高円寺地域全体で良い学校を作る、という考えはできないのか?」と。

行政経営懇談会って、何?

第1回杉並区行政経営懇談会で使用された資料が、公開されました。
一目見てわかる様に、高円寺地域の子どもの数は、横ばいです。 杉並区全体で子どもが減って行く中で、唯一高円寺地域だけは、子どもが減らないのです。
教育委員会の説明とは、矛盾しています。
続きを読む 行政経営懇談会って、何?

平成22年に何があったのか?

教育委員会から案1、案2(ともに高中の場所に施設一体型小中一貫校を建築する案)が提示されました。 第一分区全体での話でも無く、中学校の小規模化問題に対するアイディアも無い事に失望しましたが、これから先、案3、案4、案5と続いていくものだと、我々は期待しました。
続きを読む 平成22年に何があったのか?

しかし、本当でしょうか?(校舎の耐用年数)

高円寺地域では、「耐用年数」という言葉が独り歩きを始めています。
「あっちも、こっちも、耐用年数が切れる。」
「耐用年数が切れるから、建て替えが必要だ。」
それは本当でしょうか?
「耐用年数」の50年というのは、法人税を課税する際の減価償却計算で使う法定耐用年数を目安としています。「建造物の寿命」とは全く違った言葉なのです。 そもそも、平成10年度の税制改革によって学校法人への減税が行われるまで校舎の法定耐用年数は60年でしたし、耐震改修も済ませた校舎が、なぜ改築時期なのでしょうか? 築20年にも満たないのに、地震で壁が崩れてしまう様な杉四の校舎の方が、よほど問題ではないでしょうか?

ソース:12ページ