中学校のバランス

現在の高円寺地域では、2つの中学校が、全体で300人程(つまり、各校で150人前後)の生徒を分け合う形でバランスが取れております。この現状においてすら、人数が少なくてクラブ活動の選択肢が限られ、また団体競技での大会出場が困難な状況にあります。そこに、新しい学校が出来たら、このバランスは、どうなるでしょう?

まず、建設期間の問題が有ります。
今回の計画には記載されていませんが、「高円寺地域の新しい学校づくり計画策定準備会」では議論されていました。 そこで出された結論とは、
「建築期間中は校庭にプレハブを建ててそこで授業を行なう。グランドは使えないが、それはやむを得ない。」 というものでした。

つまり、プレハブで授業をおこない、ほぼグランドをつかえない状態で建築期間の2年間をすごさなくてはいけないのです。グランドの半分がプレハブの校舎で満足な体育は可能なのでしょうか?
部活はどうなるのでしょう?
この事実が地域に知られてからの高中の生徒数はどのように変化するのでしょう?

そして、開校後は、どうなるでしょう?
杉八の卒業生の8割が、高南中に進学しています。それが通常です。
杉八の卒業生は、高中には進学しませんでした。平成26年度は。
杉八の卒業生は、高中には進学しませんでした。重要なので、もう一度書きました。
それなのに何故、杉八と高中での小中一貫が進められるのでしょうか?
杉八の学区(南側)から新しい学校に入学した子が、そのまま新しい学校に9年間通い続けた場合、本来であれば高南中に進学するはずであった子が、高南中には行かなくなります。
それは自動的に高南中の学区が失われる事を意味します。
ただでさえ少ない生徒が、さらに失われてしまいます。

何れにしても、犠牲になるのは当の中学生です。
思春期の難しい時期にクラス替えもできず、部活の選択肢も極度にすくない中学生活を送らざるを得ないのです。
「新しい事にチャレンジしたい」という大人の思いによって、中学生の思春期が犠牲になってしまうのです。
(なを、「高円寺地域の新しい学校づくり計画策定準備会」に関しては議事録も公開されていないため、傍聴した人間の記憶に頼って記述しております。ご了承下さい。)